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在宅血液透析

在宅血液透析とは

ご自宅に透析装置を設置し、ご自身(介助人・家族等)で透析を行う事ができます。通院の必要がなくご自身の状態や都合に合わせて治療が行える画期的な治療法です。腎臓は24時間365日稼働しています。通院による週に3回の透析治療よりも回数や時間に制限のない在宅血液透析は効果の高い治療を望めます。在宅透析を開始するには事前に取扱のために知識や技術を習得するためのトレーニングが必要となります。

在宅血液透析

透析に関するよくある質問はこちら


【マンガで解説】在宅透析の話!透析バンザイさんが制作してくださいました。


在宅血液透析治療の流れ

在宅血液透析治療を始めるにあたっては以下の通りいくつかの手順が必要になります。


初回面談

患者様からのご希望を伺い、治療についてご説明致します。問診・診察後在宅での血液透析が可能かどうかも初回の面談で判断します。

患者様宅の事前下見

面談後、スタッフご自宅に透析装置の設置が可能かどうか事前に下見に伺います。在宅血液透析を行うにあたっては設備環境を整える必要があります。基本的には水道関係・電気関係等の初期工事が必要ですが、賃貸マンション等工事が難しいお宅での導入実績もございますのでぜひご相談ください。

トレーニング

在宅血液透析は透析装置の準備から自己穿刺、操作開始、操作終了、後片付けを全てご自身で行う治療です。自己責任において治療を行いますので患者様、介助人共に十分な知識とトレーニングが必要不可欠になります。期間は少なくとも週3回、2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。

治療開始

トレーニングか完了し、透析機器の設置が済んだら治療開始です。


アフターケアもご安心ください

万が一の際にも24時間体制でスタッフが対応させていただきます。月に1回〜2回ほど定期受診にお越しください。


在宅血液透析のメリットとデメリット

在宅血液透析は普及が進みつつある画期的な治療法ですがメリットも多い反面、もちろんデメリットもあります。両方を知った上で治療をご検討ください。


メリット

透析治療の回数、時間が増える事で生命予後の改善につながります

透析治療は医療保険制度による制限で14回までとされていて、通院透析治療の標準的な回数である週3回、一回あたり4時間では透析量が不足しているとも言われています。貧血や高血圧、ピク付きやむずむず症候群などの合併症は透析不足が原因とされている事から在宅血液透析による頻回、長時間透析は良好な体調を維持し、質の良い生活を送る事が可能になります。


ご自身のライフスタイルに合わせたスケジュールで透析治療を行えます

ご自身の好きな時間に透析治療が可能ですので、通院によって制限せざるを得なかった仕事や外出も気にせず行う事ができます。また従来の透析治療と比較するとご自身の趣味や家族との触れ合いに時間を費やせるようになったとの声も多く透析治療による体と心、両方の負担を軽減します。


デメリット

全て自己責任であり、徹底した自己管理が必要です

在宅血液透析は通院透析治療とは違い、準備から自己穿刺、操作開始、操作終了後の後片付けまで全てご自身で行わなければなりません。万が一間違いがあってはいけないので事前にトレーニングで知識と技術をしっかりと身につけておく必要あります。また透析中は介助人をつけておくよう定められているので単身でお住まいの方は治療を行えません。


透析装置の設置で電気代・水道代の自己負担があります

在宅血液透析の為の透析装置をご自宅に設置します。装置の稼働に普段よりも電力、水が必要になりますので在宅透析治療中は月々の電気代や水道代よりも高額になります。


在宅血液透析の実施条件

当院における在宅血液透析治療の実施には以下のような条件があります。

  • 在宅血液透析治療の実施に本人の強い希望と介助者の同意があること
  • 大きな合併症やその他の健康上に問題がなく、医師が在宅透析治療が可能であると判断されていること
  • 知識・技術習得の為のトレーニングを受ける為の時間の確保ができること
  • ご自宅に在宅血液透析装置の設置のスペース・環境があり、材料などを保管する為の部屋などが用意できること
  • 介助者のみでなく同居の家族も積極的に協力ができること

在宅血液透析をお考えの方へ

国内で透析を受ける患者さんは2012年末で約31万人おられます。従来、血液透析は週3回、決められた時間に病院へ通い4時間前後の透析を行います。

また、病院での血液透析を受ける場合、食事療法にも注意して生活をしなくてはなりません。当院は在宅血液透析導入施設として2013年1月14日に開院し、在宅血液透析の導入、維持管理を実施しています。在宅血液透析とは、病院で行っている血液透析を自宅で患者さん自身が自由な時間に行うことのできる治療法です。

在宅血液透析を実施するにあたってはいくつかの条件があります。主なものとしては、「介助者を確保できる」「自己責任である」「心疾患等の合併症がない」「自己穿刺が出来る」等です。患者様、ご家族、医療スタッフとの面談により在宅血液透析の導入が決定したら、病院にて教育訓練を受けていただきます。

教育訓練は実際の透析治療とともに個々の患者様の進行状況に合わせて行います。透析に必要な機器は、病院からお貸しします。在宅血液透析を開始された多くの患者様は、自由な時間に透析を行うことにより、フルタイムの仕事が可能となり社会復帰されています。

この他、自宅で透析を行うことでご家族との交流の時間が得られ、個人のライフスタイルに柔軟に対応することが可能となります。 在宅血液透析を行っている患者様の中には、1週間に週5~6回透析を行っている方もいらっしゃいます。

透析回数や、透析時間を増やし、充分な透析を行うことで、体内に過剰な水分や老廃物が蓄積している時間を短くすることが出来ます。これらは結果として貧血や高血圧、体調の大幅な改善、長期合併症の予防が期待されます。更に、病院での血液透析療法に比べて食事制限も少なくなり、体力の増強、免疫力の向上が得られ健康を維持することが可能となります。

実際、在宅血液透析を行っている患者様からは「顔色がよくなったって言われる」「正社員へ復帰した」「自分が決めた時間に透析が出来るから気兼ねがない」という言葉が聞かれます。

国内で在宅血液透析を実施している患者様は、2012年度末で394名と透析治療全体の約0.1%と非常に少なく、認知度もまだまだ高いとは言えません。在宅血液透析を希望される患者様から「うちは一軒家じゃないから・・・」といった声が聞かれましたが、アパートやマンション等の集合住宅でも問題無く行うことが出来ます。(大家さん等に事前確認の必要あり。) 健康な人の腎臓は24時間休みなく働き続けています。

週3回の血液透析ではこの腎臓の働きを代行するにまだまだ充分とは言えません。私たちが考える理想の透析ライフとは、よく食べ、よく運動(仕事)をし、よく透析をする。これらの条件を満たす治療法が在宅血液透析だと考えます。


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